「温泉って、家のお風呂と同じは入り方でいいの?」など、よく考えると、知らないことがいっぱい。 温泉を120%エンジョイするために基礎知識もスタディ!
どういうお湯を温泉っていうんですか?
昔は、地中から出る温かい泉を温泉と言いました。日本では昭和23年に温泉法が施行され、 定められた成分と量が含まれている25度以上の湧水を温泉と定義しました。 日本の温泉湧出数は2万ほどで、25度未満の冷鉱泉、34度未満の低温泉、42度未満の温温泉、 47度以上の高温泉ががあります。
正しい温泉の入り方ってあるの?
入浴は、空腹でなければ食前、食後なら1時間以上休んでから。 酔っている時はある程度冷めてからにします。浴槽に入る前は、充分な"かかり湯"を。 足→体の上のほう、肩→全身にかけて体を湯に慣らし、のぼせを防ぎます。できれば頭からの "かぶり湯"も。合計10〜20杯が目安です。特に熱い温泉に入るときや冬場は念入りに。 静かに浴槽に入ったら胸のあたりまでつかります。これだけでも充分温まりますが、もっとつかりたい人は 徐々に肩まで入ります。温泉の温度にもよりますが、3〜5分くらいが適当です。そして、汗が流れ出たり、 動悸がしないうちに浴槽から出ます。洗い場で5分くらい休憩したら、再び浴槽へ。これを繰り返しますが、 1回に3度以上、1日に3回以上の入浴避けます。注意したいには、お風呂から上がる前に体を真水の湯で 洗い流したりしないこと。温泉の成分が肌から流れ落ちてしまいます。入浴後は、1時間くらい横になって 休みます。また、肌が真っ赤になるほど入浴すると、湯冷めしやすいので、ほどほどに。
温泉ではボディソープで洗ってもいいの?
湯治のために長期滞在する場合は別ですが、1日や2日であれば体を洗う必要はありません。 せっかく皮膚から吸収された温泉成分を落としてしまうからです。でも、どうしても洗いたいという場合には、 何で洗ってもかまいません。その場合には、先に体を洗ってから温泉につかるようにします。
"湯あたり" "湯疲れ" "湯ただれ"の違いは?
"湯あたり"は2・3日連浴した後に起こる温泉中毒症状で、発熱や発しん、下痢を起こしたりします。 "湯疲れ"は1日に何度も繰り返し入浴しすぎて過労すること。 ぐったりしたり、脱水症状を起こすのが特徴です。また、"湯ただれ"は酸性泉に入ったときに、 わきの下やへそ、ももの内側などがただれる温泉反応です。どれも、入浴回数を減らせば自然と治ってきます。
温泉に入ってはいけないときって、ありますか?
妊娠4ヶ月未満と8ヶ月以上は、水圧によって流産、早産しやすいので入らないほうがいいでしょう。 また、体が温まると出血がひどくなるので、生理中も避けたほうが無難。入浴する場合は、かかり湯・かけ湯 だけにするか、さっと入ってすぐ出るようにします。呼吸器の弱い人は、高い室温や水圧で息苦しくなるので、 42度以上のお湯の肩まで入るのはやめましょう。
温泉って、いつごろからあるものなの?
温泉は神代の時代からあり、古事記や日本書紀にも出てきます。鎌倉時代には武将が兵士を連れて、 戦の疲れをいやしていました。江戸時代には、徳川義光が城に温泉を運ばせ入浴したとされています。 身分の高い人しか利用できなかった温泉が一般に広まったのは、江戸時代に銭湯ができてからです。
海の温泉と山の温泉はどう違うんですか?
海抜500〜800m所にある高原の温泉は刺激が少なく保養に向いています。 それ以上高度が高くなると空気が薄くなり、交感神経が刺激されて気分が高まるので、 イライラしがちな人にはオススメできません。一方、海の温泉は食塩泉が多いのが特徴。気分が静まるので 血圧が高い人やストレスがたまっている人向きです。


上信越高原国立公園 貝掛温泉館
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